事業の発展には資金調達が不可欠ですが、どの金融機関を選べばいいか、迷うところです。
そこで今回は「中小企業に優しい金融機関3選」をご紹介いたします。
まずは、政府系金融機関である「日本政策金融公庫」です。
日本政策金融公庫の特徴は以下の通りです。
日本政策金融公庫は、地域経済を支える中小企業・小規模事業者の成長・発展を支援しています。政策と連動したさまざまな種類の融資を取り扱っており、創業関連の融資制度が充実しています。
日本政策金融公庫の融資は、金利が比較的低く設定されています。これにより、中小企業は比較的低コストで資金を調達することができます。
日本政策金融公庫の新創業融資制度は「新たに事業を始める方または事業開始後税務申告を2期終えていない方」を対象とした融資制度ですが、無担保・無保証人でご利用いただけます。但し、利用するには一定の条件があり、審査をクリアしなければなりません。
次に、地域に根ざした協同組織「信用金庫」です。
信用金庫の特徴は以下の通りです。
信用金庫は銀行に比べて組織が比較的小規模であり、顧客との関係性を重視しています。そのため、中小企業や地域の事業者が抱えるさまざまな資金ニーズに柔軟に対応することが可能です。また、融資の柔軟性や審査の迅速さなども特徴として挙げられます。
銀行と比べて馴染みがないかもしれませんが、各地域に信用金庫が存在しています。例えば東京都に本店を置く信用金庫は23もあります。
資金繰りで困った際には相談できるよう、地域にどのような信用金庫あるか確認しておくと良いでしょう。
信用金庫は比較的小規模の事業者を営業対象としているので、創業融資に積極的で、創業に関するイベントやセミナー、相談会などを開催している場合が多いです。地域の信用金庫がどんな取り組みを行っているのか調べてみると、有益な情報があるかもしれません。
最後に「地方銀行」です。
関東であれば、きらぼし銀行、横浜銀行、千葉銀行、武蔵野銀行などがあります。
地方銀行の特徴は以下の通りです。
メガバンクは、全国に支店がありますが、大企業との取引が多いため、小規模な事業者は取引対象としてもらえません。一方で地方銀行は地域企業を対象とした取引をメインとしているので、小規模な事業者でも融資の相談に乗ってもらうことができます。
信金よりやや敷居が高い地方銀行ですが、信金より規模が大きいので、条件次第では高額な融資を望むことができます。
信用保証協会は、中小企業が融資を受ける際に利用する保証機関ですが、地方銀行での融資の大部分はこの信用保証協会を利用します。
地方銀行も信用保証協会も基本的には都道府県単位で動いているため連携を取りやすく、地方銀行は保証協会付き融資が通りやすいと言われています。
BPSグループでは融資専門の行政書士が在籍しています。
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